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『チーズはどこへ消えた?』を読んだ感想は

チーズはどこへ消えた?

最近『チーズはどこへ消えた?』という本を読み返しました。

あらためて変化に対応することが今の住宅業界にもあてはまるような気がして、とても重要性を感じます。

簡単に物語を振り返ると、主な登場人物は、ネズミの「スニフ」と「スカリー」、人間の「ヘム」と「ホー」です。


彼らは「チーズ迷路」で生活し、「チーズ」を見つけるために迷路を探検します。


ヘムとホーは最初チーズを見つけ成功を収めますが、その後に彼らのチーズが消えてしまいます。


変化に気づき、ネズミたちは敏捷さと本能を使ってチーズを探し、チーズを見つけます。


しかし人間たちは変化を受け入れることができず、「ヘム」は旧来の「チーズ」を捜し続け、新しいものを求めようとはしません。


しかし、「ホー」は変化を受け入れ、新しい「チーズ」を探し求める冒険に出ます。


その結果、「ホー」は新しい「チーズ」を見つけ、新たな幸せを手に入れます。


このような内容ですが、この内容で学べることは、変化を恐れず、その変化を受け入れ、逆にそれを新たな機会として捉えることが重要であるということです。


私たちの生活、仕事、関係などのさまざまな領域で、変化を受け入れ、新しい「チーズ」を見つけ出すことが求められています。

「恐怖よりも信念を持つこと」、「笑って変化を受け入れること」、「早く新しいチーズを探すこと」かなぁと思いました。


最終的に、彼は新しいチーズを見つけ、変化を恐れずに受け入れることで成功と幸福を得ることができました。

この物語を私なりに、住宅業界で考えてみました。


多くの企業が長い間、経済の成長と人口増加によって業績を伸ばしてきました。


しかし、インフレや人口が減少傾向、高齢化したりすると、かつての「チーズ」はもはや存在しないかもしれません。


このような変化を無視し、変わらない方法でビジネスを続ければ、その結果は予測がつきます。


これは、物語中の「ヘム」のような態度で、変化を受け入れられないことを示しています。

一方で、新しい「チーズ」を探し出すことは、新たな市場機会を探し求めることを意味します。


「ホー」のように変化を恐れず、それを新たなチャンスとして捉えることで、より良い結果を得ることができます。


環境に優しい住宅、高齢者向けの住宅、スマートホーム技術、そしてVRやAIの利用など、新たな可能性は無限に広がっています。

これらの新しいチャンスを掴むためには、業界の変化を恐れず、それに対応する新しい方法を見つけることが必要です。


それは既存のビジネスプロセスの改善、または新しい市場ニーズへの対応など、さまざまな形をとるかもしれません。

結論として、「チーズはどこへ消えた?」の物語は、私たちが直面する変化とどのように対処すべきかについての洞察を提供してくれます。


住宅業界においても、変化に対する恐怖を捨て去り、新しいチャンスを追求することで、持続可能な成功へと道を開くことができます。


全ての「チーズ」が消えたとき、ではなく、微妙な変化やニーズに気づき、「今」をよく観察し、変化にどのように対応すべきかをあらためて思いました。

これからはどうなる、どうなっていくかは誰もわかりませんが、今までの経験と知識でお客様の笑顔や健康を第一に住宅を考えていきます。

ではまた。