世界で最も短命な家は日本であるという事実を知っていますか?
日本で戦後に建てられた木造住宅の寿命は約30年。
世界基準を見てみると、アメリカ55年、イギリス77年…日本の2~3倍は当たり前なのです。
ちなみにドイツは約80年、実際に築数百年の建物が現役で多く存在しています。
フランスのホテルなどは、築年数が100年近い建物でも、歴史を肌で感じられるアンティークな美しさがあります。
そもそも、日本の家はなぜ寿命が短いのでしょう?
答えは、高温多湿な環境が家にダメージを与えるから。
雨が多く、紫外線も強い日本の四季は日々外壁を痛めます。
高温多湿な気候風土はシロアリが最も好む条件。
また、断熱気密を正しく行わないと、壁の中の結露「壁体内結露」によって家が腐ります。
上記のような厳しい気候風土の中、長く使う前提での素材選びをせず、適切なメンテナンスを行っていないと30年程しか持たないという現実を引き起こしてしまうのです。
「住まいが長持ちすると金銭的にも大きなメリットが!」
長持ちする家を建てると、建て替えの必要がなく、数回のリフォームで済みます。
また、問題となっているスクラップ&ビルドによる資源の無駄遣いを抑えられ、
地球環境保護の貢献にも繋がります。
ヨーロッパでは数百年使える住まいは当たり前、子供はリフォーム費用を負担するだけなので、悠々自適な人生を謳歌するのが当然という文化です。
次世代へと繋いでいく「モノを大事に使い続ける文化」は見習うべき点ですね。
70年持つ家を建てれば、2世代。
100年持つ家を建てれば、3世代が住宅費を背負わなくて済むということ。
欧米やヨーロッパなどでは、家を資産の一つと考え、子、そして孫へと住み継ぐことが前提です。
そのため、性能やデザインなど様々な点において長持ちする家がつくられているのです。
他国の見習うべき文化も柔軟に取り入れつつ、私たちは日本の気候に合わせた快適な暮らしと、安心して後世に繋げていける家づくりを心掛けています。
長持ちする家について詳しく知りたい方はお気軽にお問合せ下さい!