３年間で家一棟の内部をすべてリフォームしました。いくつか挙げてみます。
【玄関】
下駄箱を置かず、オープン棚をつくり、全ての靴を収納しました。これによって履く機会が少ない靴、不要な靴がすぐわかり、そのうえ下駄箱特有のにおいもなくなりました。

【台所】
オープン棚を積極的に取り入れて、調理器具、雑多の台所用品、ストックの食品等、今まで隠すことばかり考えていたものを、パントリーをつくることで見える収納となり、一目瞭然、無駄がなくなりました。台所にいることが楽しい。

【本棚】
以前より分散している本を一か所に集めたいという希望があり、今回２階への階段を上がったスペースに壁面収納をつくり、ここに本、映画のパンフレット、アルバム、古いレコード等、すべて収納することができた。

【玄関入口】
もともと二世帯住宅でしたので玄関が二つありました。それをひとつにして、ドアの両側を木で貼りアクセントをつけ、高級感、雰囲気のある入り口になりました。

色々書きましたが、私が特に感じていることは、心もリセットすることができたということです。必要、不必要を分別し、自分にとって大切なものを残し、心躍る品々に囲まれて暮らす喜びを感じてます。
今回のリノベーションのコンセプトである、物を隠さず、見える化することによって快適な生活（これは心の快適さもあります）を手に入れることができました。が、これは好き好きで人に勧めるものではありません。

最後になりましたが、永堀さんは照明のセンスも素晴らしく、間接照明の提案を受けた部屋は人に褒められることしきりです。